復興記念 希望荘チャレンジフェスタ2019

作品展の審査講評

令和元年11月2日実施

 
復興記念 希望荘 チャレンジフェスタ 2019 作品展の審査講評(1) この文化祭作品展が、4年ぶりに希望荘に戻ってきました。
名称も新たに「復興記念 希望荘チャレンジフェスタ2019作品展」となりました。この間、作品展の開催に当たり「イオン熊本中央店」様にご尽力いただきましたことを、心から感謝申し上げます。また、今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

復興記念 希望荘 チャレンジフェスタ 2019 作品展の審査講評(2) さて、今年の作品展には、個人の部に81点、団体の部には10団体の応募が、それぞれありました。

 まず、個人の部について審査の経過と結果をご報告します。
今年は、出品が1人2点以内とされ、これまで作品展に未発表のものに限られたこともあり、各分野とも新鮮で、しかも高水準の作品がそろいました。

 審査の先生方からは「今年の作品は、例年に増してそれぞれが独創的で、しかもレベルが上がっている」「個性的で完成度の高い作品が多い」「表現力に優れた作品があり印象に残った」など、高く評価する声が相次ぎました。

復興記念 希望荘 チャレンジフェスタ 2019 作品展の審査講評(4) 個人の部で最優秀賞を受賞されました塚原亮(つかはらりょう)さん、おめでとうございます。塚原さんの作品は、異なるイメージを持つ絵画2点で構成されていましたが、5匹の動物の体毛の線を1本1本丹念に描いている点や、コブダイのウロコの濃淡の工夫と表現力が評価されました。今後も、さらに精進を重ねていただきたいと願っています。また審査の過程では、優秀賞10点のうちの上位者の作品にも、「最優秀賞と比べてもそん色のない内容」という評価が出され、白熱した論議が交わされました。

復興記念 希望荘 チャレンジフェスタ 2019 作品展の審査講評(3) 次に、団体の部です。参加10団体とも、そろって楽しい作品が集まりました。審査も、心躍るような中での採点でしたが、最優秀賞は「ウェルビー熊本水道町センター」の作品「永遠と永縁」に決まりました。作品の狙いが的確に表現されていたと感じました。特に、円形になって手をつなぐ人形の姿が、忘れられません。また、残念ながら優秀賞は逃しましたが「夢の里」の「ステンドグラス風傘&スタンド」も、心に残った作品となりました。

 来年も、皆様の創意工夫にあふれた意欲的な作品をお待ちしています。ありがとうございました。

             作品展審査会委員長(希望荘運営委員長)
川本浩右